節約

金銭面での禁煙アプローチ。たばこ代(固定費)削減→投資運用で477万円。

本日はたばこについて。周りにアレやコレや言われてツラいと思いますが、現環境において喫煙者はどんどん肩身が狭くなっているのが実情です。「禁煙したいけど、なかなかやめられない」という方も多いと思います。健康面のリスクは様々な媒体で謳われているので言わずもがな、この記事では金銭面の影響についてお話ししていきます。

たばこをやめると20年で477万円のプラス?

たばこがお金の無駄遣いという考え方、喫煙者でも自覚がある方が大半かと思います。価格がどんどん上がっていますが、1箱は500円程度で買うことができます。そのため、なかなか逼迫しづらく深刻に考える機会がないというのが実情かと思います。しかしながら、1か月、1年、20年と長い目で見てみると、なかなかどうしてな金額となることがわかります。

  • 1日1箱:500円
  • 1か月30箱:15,000円
  • 1年365箱:182,500円
  • 20年7,300箱:3,650,000円

上記は1日1箱のペースで1箱500円のたばこを購入していった際のコストシミュレーションです。20年間のたばこ代で安い新車を1台購入することができます。短期間のスパンで見てみるとたいした額ではありません。が、定期で発生している出費は中長期で見てみるとバカにできない額になることがわかります。

さらに、この月1.5万円を仮に毎月投資に回すと仮定するとしましょう。年利率3%で複利運用すると20年で約477万円まで増えます。(※手数料などは未考慮)3%を利率目標とした場合、1年2年といった短期でみると確実に達成するというのは難しいです。状況によってはマイナスに収まってしまう可能性もあります。ですが、10年、20年という長期スパンで考えると、投資信託・ETFならば過去の実績からほぼ確実にプラスに転じます。3%のプラスは難しい利率目標ではありません。

健康面ではなく金銭面でのアプローチ

たばこが健康面で悪害を及ぼすのは今更言う事でもありません。しかしながら、健康面のアプローチでは大きな病気などを経験しないとなかなかたばこをやめられない人が多いのが事実です。

そんな方は金銭面で得られる享受に目を向けてみましょう。上記シミュレーションのように、この月1.5万の無駄出費を投資に回す事で20年程度の長期スパンで30%〜増やすことが出来ます(※365万円→477万円)。365万円分のたばこ購入コストが20年間で477万円に、、とお金の観点でアプローチする事でサクッとタバコをやめられる方もいるのではないでしょうか。

月1.5万円の積立投資なら、投資信託・ロボアドバイザーで行うことができます。毎月定額の積立ですと、ドルコスト平均法も働くので価格変動のリスクも大きくヘッジできます。

ドル・コスト平均法

株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。

Wikipedia

毎月決まった額の金融商品を購入していく手法をドルコスト平均法といいます。 株や投資信託などの金融商品は評価額が日々変動します。定数ではなく定額で購入していくことで、評価額が高いときは数を少なく、評価額が低いときは数を多く購入することになります。外貨建ての金融商品についても、円安のときには数を少なく、円高の時は数を多く購入することになります。 評価額や為替相場は日々変動しています。ドルコスト平均法は高値掴みのリスクをあまり意識せずとも平準化することができるので、長期投資ではリスク抑制、安定収益の面で一定の効果が見込める手法です。

禁煙のハードルは高いが、得られる金銭効果はかなり高い

とはいえ、なかなか簡単にはやめられないタバコ。頭でわかっていてもなかなか成功に結びつかないのが禁煙です。

  • 身の回りの人に禁煙を宣言する
  • 禁煙する理由を書き出す
  • 喫煙行動や習慣の見直す(飲み会などを避ける)
  • 目標を刻む(まず半日、次は1日など)
  • 本数を減らす、軽いものに変えるなどは効果がない

このあたりが禁煙時のコツや押さえるポイントとしてよく言われています。「タバコを吸う事で気分が落ち着く」と思い込んでいる方はおいておいて、ただ習慣になっているという方も少なくありません。

喫煙環境において、タバコのコストは固定費です。節約において重要かつ効果が高いのは固定費の見直し、削減です。健康面だけではなく、金銭面も加味して禁煙→投資の流れを作り出しましょう。

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