10月1日に実施されてしまった消費増税。
消費者としてできる事は使える選択肢の中で賢く生きる事に尽きます。
嘆いても反論しても上がった消費税は下がりません。
とはいえ、しばらくの間は増税前よりお得に立ち回ることが可能です。浸透していないがゆえに駆け込み消費も盛んだったようで・・・苦笑
この記事ではキャッシュレス・ポイント還元事業で、お得を受けられるスマホ決済サービスを紹介します。スマホ決済を始めてみる良い機会だと思うので、参考になれば幸いです。
- この期間お得に利用できるスマホ決済サービス
- キャッシュレス・ポイント還元事業の概要
- スマホ決済の意外なメリット
本記事の内容
キャッシュレスポイント還元対象のスマホ決済サービス一覧
キャッシュレス・ポイント還元事業については既に知っている方も多くいると思うので、先に対象のスマホ決済サービスのまとめから。
今回のポイント還元を受けられるスマホ決済サービスは以下のとおりです。
サービス名 | 決済事業者 |
PayPay | PayPay株式会社 |
メルペイ | 株式会社メルペイ |
楽天ペイ | 楽天ペイメント株式会社 |
LINE Pay | LINE Pay株式会社 |
Origami Pay | 株式会社Origami |
d払い | 株式会社NTTドコモ |
au PAY | KDDI株式会社 |
DigiCash | STAGE株式会社 |
Money Tap | SBI Ripple Asia株式会社 |
ゆうちょPay | 株式会社ゆうちょ銀行 |
りそなウォレットサービス | 株式会社りそな銀行 |
提携ウォレットサービス | 株式会社りそな銀行 |
提携ウォレットサービス | 株式会社埼玉りそな銀行 |
はまPay | 株式会社横浜銀行 |
OKI Pay | 株式会社沖縄銀行 |
Payどん | 株式会社鹿児島銀行 |
YOKA!Pay(よかペイ) | 株式会社福岡銀行 |
YOKA!Pay(よかペイ) | 株式会社親和銀行 |
YOKA!Pay(よかペイ) | 株式会社熊本銀行 |
電子地域通貨「アクアコイン」 | 君津信用組合 |
さるぼぼコイン | 飛騨信用組合 |
コープペイ | 生活協同組合コープあきた |
自然派Pay | 生活協同組合コープ自然派おおさか |
自然派Pay | 生活協同組合コープ自然派しこく |
自然派Pay | 生活協同組合コープ自然派京都 |
自然派Pay | 生活協同組合コープ自然派奈良 |
自然派Pay | 生活協同組合コープ自然派兵庫 |
たんばコイン | たんば商業協同組合 |
chiicaチーカ | 株式会社トラストバンク |
&Pay | 株式会社エムティーアイ |
シモキタコイン | 株式会社シモキタコイン |
まちペイ | 株式会社まちづくり松山 |
PayPayやメルペイなど聞いたことのある有名サービス以外にも、地方銀行や信組、特定地域のQRコード決済システムも意外に対象となっている事がわかります。
初めて聞く決済システムも多く「こんなにあるんだぁ」という感じです。
キャッシュレス・ポイント還元事業とは?
では、そもそも「キャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)とは?」という話をします。
既に知っている方は読み飛ばしていただいて構いません。
キャッシュレス・消費者還元事業は、2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、需要平準化対策として、キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、消費税率引上げ後の9カ月間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援する事業です。
引用:キャッシュレス・ポイント還元事業公式サイト(https://cashless.go.jp/)
「消費税アップ直後はクレジットカード・電子マネー・スマホ決済など、現金以外で支払いをしたらポイント還元で優遇するよ」
だいぶ噛み砕いて説明すると上記のような制度です。
消費増税は間違いなく下策です。国も企業も国民もデメリットばかりの「誰トク?」政策です。
キャッシュレスポイント還元は「税率引き上げに伴う消費の冷え込み対策」と「キャッシュレス決済の普及」を目的とした、期間限定の消費者還元策です。
- 期間:2019年10月から2020年6月の9か月間
- 対象決済手段:クレジットカード、デビットカード、電子マネー、スマホ決済(QRコード・バーコード決済)などのうち登録事業者のもの
- 対象店舗:登録加盟店(9/25時点で全国498,281店舗)※キャッシュレス還元マークのあるお店
- 還元率:店舗により2%または5%
- 還元方法:スマホ決済の場合は主に後日ポイント付与(Origami Payは即時割引)
- 還元上限:サービスによって異なる(月25,000ポイントや1決済2,000ポイントなど)
キャッシュレス消費者還元の対象店舗は公式アプリからチェックすることができます。(使いづらい&わかりづらいですが・・・)
対象の主要スマホ決済サービス
キャッシュレス還元の対象の中でも、主要となるスマホ決済サービスを紹介します。
どれが良いかについては、一概には決められません。
もしポイント還元のみを考えるのならば、常設ともいえるキャンペーンを最近常にやっているPayPayやメルペイかな、という感じ。
とはいえ、還元率を追って色々なサービスを利用するより、自身の生活エリアで利用できるサービスを利用する方が、還元ポイントも有効活用できます。
PayPay
スマホ決済の先駆け的存在であり、最大手でもあるPayPay。ソフトバンクとYahoo!というバックを活かして大型キャンペーンで多くのユーザーを獲得しています。ほぼ何らかのキャンペーンを実施していて、還元率は常に業界トップクラスです。
- 使えるお店:140万箇所
- 支払方法:事前チャージ・後払い
- クレジットカード登録:可能
- 還元方法:PayPayボーナス
- 還元時期:翌月20日前後
- 還元上限:25,000ポイント/月
メルペイ
少し遅れてやってきた凄いやつです。メルカリユーザーとの親和性は抜群です。遅めの登場にも関わらず、iDが利用可能なところで使えるので、加盟店の数はトップクラスです。PayPay同様、キャッシュレス還元以外のところでの還元キャンペーンがすさまじいです。
- 使えるお店:135万箇所
- 支払方法:事前チャージ・後払い
- クレジットカード登録:不可能
- 還元方法:メルカリ内ポイント
- 還元時期:翌週月曜
- 還元上限:コード払いと電子マネー(iD)で各15,000ポイント/月(合計30,000ポイント/月)
楽天ペイ
ご存じ楽天の決済サービスです。楽天カード利用者は相性が抜群です。楽天経済圏でお得に、という方にはぴったりの決済サービスです。
- 使えるお店:120万箇所
- 支払方法:事前チャージ・後払い
- クレジットカード登録:可能
- 還元方法:楽天スーパーポイント(通常ポイント)
- 還元時期:翌々月末日
- 還元上限:1回あたり10,000ポイントまたは25,000ポイント
LINE Pay
LINEが展開する決済サービスです。クレジットカードを連携したい方には使い勝手が悪いです。LINEのともだち同士で割り勘や送金サービスを利用できます。
- 使えるお店:100万箇所(2018年11月時点)
- 支払方法:事前チャージ
- クレジットカード登録:可能(チャージや実店舗での支払いにはつかえない)
- 還元方法:LINE Payボーナス
- 還元時期:翌月(コード払い・オンライン払いは決済時)
- 還元上限:30,000ポイント
Origami Pay
QRコード決済の第一人者のひとつです。他のサービスと違って、買い物時にその場で値引きとなるのが特徴です。
- 使えるお店:145万箇所(2019年末予定数)
- 支払方法:即時払い・後払い
- クレジットカード登録:可能
- 還元方法:その買い物が割引になる
- 還元時期:即時
- 還元上限:1回あたり2,000ポイント
d払い
ドコモユーザーじゃなくても利用できます。d関連サービスを利用している人は親和性が高いです。が、スマホ代と合算払いができるのでやっぱりドコモユーザーとの相性が良いのかなと感じます。
そもそも、まだドコモ使ってるの?というお話ですが・・・
- 使えるお店:10万箇所
- 支払方法:事前チャージ・後払い
- クレジットカード登録:可能
- 還元方法:dポイント
- 還元時期:翌々月
- 還元上限:30,000ポイント/月
au PAY
d払い同様「auユーザーなら」というサービスです。いい加減、大手キャリアから乗り換えましょうよってお話。
- 支払方法:事前チャージ・後払い
- 使えるお店:120万箇所(楽天ペイを使えるところ)
- クレジットカード登録:可能
- 還元方法:au WALLETポイント
- 還元時期:利用日の翌月
- 還元上限:15,000ポイント/月
お得を取ってスマホ決済を賢く利用しよう
消費税率のアップは国民にとって痛手が大きいです。消費の冷え込み、景気の悪化は企業へのダメージを与え、国にとっても悪影響を及ぼします。
我々一般消費者はできる事をやるしかありません。幸いこのタイミングで還元事業を施行しています。確実に今はお得に立ち回れます。「知っていれば」「乗っていれば」ですが。
知識は武器にも防御にもなります。しっかり情報を得て、賢く利用しましょう。
キャッシュレス消費者還元はクレジットカードや電子マネーも対象です。 どうしても「スマホ決済は難しい」という方はクレジットカードなどで代用してみてはいかがでしょうか?
おすすめは日本で一番多く使われているクレジットカードでもある楽天カード。私もメインは楽天カードを使用していて、貯まった楽天ポイントで毎月投資信託を購入しています。