モバ研、MMD研究所、ICT総研の調査を基に「格安SIM利用シェアランキング」をまとめました。
「格安SIMへの乗り換えを考えているが、どこにしたらいいかわからない」
このような方は私の周りにもいます。
「比較サイトやおすすめ格安SIMの記事を見てもイマイチ違いがわからない」
→単純に利用ユーザーの多いサービスにするのも手
迷っている方の参考になれば幸いです。
本記事の内容
参考にした3つの格安SIMレポート
今回より実際の状況に近い格安SIMの利用シェアを割り出すにあたって、データ引用させていただいた格安SIMレポート3つは以下の通りです。
それぞれの解説記事も書きました。
モバ研、MMD研究所、ICT総研はモバイル関連の代表的な調査機関・マーケットカンパニーです。
格安SIMやスマホ関連の調査を定期的に行っているので、実情把握の参考になります。
正確な各格安SIMの利用者数はわからない
本来はある特定期の各格安SIM会社の利用ユーザー(契約数)から利用シェアを割り出したいところですが、各サービスとも自社のユーザー数(契約者数)は公表していません。
大台を超えたときなどに、販売ページに「○万人突破!」などと書かれる場合はありますが、正確な数字がわからない事がほとんどです。
とはいえ、上記紹介した調査機関は統計学に基づいて、多くのサンプル数から結果を出しているので十分信頼に足る内容です。
格安SIM利用シェアの算出方法
今回、上記3レポートから格安SIMの利用シェアを割り出した。
各調査のサンプル数が違うので、母数と比率を掛け合わせて疑似的に実数を算出してから、それぞれの比率を改めて割り出しました。
サンプル数の違いを考慮して、それぞれの格安SIMシェアを「ガッチャンコ」したイメージです。
それでは見ていきましょう。
【2019年まとめ】格安SIMシェアランキング
モバ研、MMD研究所、ICT総研の格安SIMシェアを合算したランキングは以下の通りです。
順位 | キャリア | 比率 | 実数合算 |
1 | 楽天モバイル | 26.99% | 2910.393 |
2 | mineo | 12.25% | 1320.759 |
3 | UQモバイル | 10.62% | 1145.169 |
4 | OCNモバイルONE | 7.58% | 817.014 |
5 | IIJmio | 6.79% | 732.155 |
6 | LINEモバイル | 6.54% | 705.544 |
7 | BIGLOBEモバイル | 5.30% | 571.55 |
8 | イオンモバイル | 4.31% | 464.63 |
9 | DMMモバイル | 3.10% | 333.818 |
10 | NifMo | 1.24% | 133.161 |
11 | BIC SIM | 1.09% | 117.495 |
12 | nuroモバイル | 1.02% | 109.662 |
13 | J:COMモバイル | 0.80% | 86.163 |
14 | U-mobile | 0.73% | 78.33 |
15 | b-mobile | 0.58% | 62.664 |
16 | DTI SIM | 0.51% | 54.831 |
17 | TONEモバイル | 0.44% | 46.998 |
18 | LIBMO | 0.36% | 39.165 |
19 | エキサイトモバイル | 0.29% | 31.332 |
20 | ワイヤレスゲート | 0.22% | 23.499 |
21 | ヤマダニューモバイル | 0.15% | 15.666 |
21 | BICモバイルONE | 0.15% | 15.666 |
その他 | 8.96% | 966.264 | |
合計 | 100.00% | 10781.93 |
3調査で重複しているユーザーとかいるかもしれませんが、その辺りはわかりませんからね。
細かい部分はわかりませんが、周りのユーザーやネット界隈の人を見ても楽天モバイルユーザーが多いのは間違いないので、あながち間違ってないと思います。
私が2年間使っている格安SIMはBIGLOBEモバイル
私は2年ほどBIGLOBEモバイルを利用しています。
理由は動画・音楽サービスをよく使うから。
移動中などはイヤフォンつけてYouTubeやYouTube Music(以前はAWA)を流しています。
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションはこれらのサービスのデータ通信がカウントされず、常に高速通信で利用できるので、生活スタイルとの相性がハンパなく良いんです。
楽天モバイルへの乗り換えを検討中
BIGLOBEモバイルにはものすごく満足しています。
と言いながら、楽天モバイルへの乗り換えを検討しています。
【楽天モバイルに乗り換えたい理由】
- スーパーホーダイの低速モード(1Mbps)を使えば実質使い放題
- 速度が気になる時だけ高速モードにすれば良いのでは?
- 楽天の期間限定ポイントをスマホ代の支払いに充てたい
今の日本では楽天経済圏を有効に利用するのが得策です。
ポイント料率がより上がる環境にして、お得に生きたいと考えています。
楽天の大手キャリア入りに伴い「このタイミングで乗り換えは・・・」という方も少なくないですが「正式サービス開始後もMVNO部分はそのまま利用できる」とアナウンスされてるので問題ないと思います。
いろいろと調べたり試算して楽天モバイルの方が有用と考えたら、BIGLOBEから乗り換えるかもしれません。
またブログで報告するかもしれません。
そもそもまだ大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用している人は、ほんとうにこのままで良いのか一度しっかりと考えた方が良いです。
格安SIMとの月額料金の差額は個人差あれど5,000円程度。
私がauからBIGLOBEモバイルに乗り換えた時は月額で約7,000円安くなりました。
高い料金を払ってまで、ドコモ・au・ソフトバンクを利用する価値があるのか考えてみましょう。
格安SIMのシェアは20%程度まで上がってきています。
情報敏感な界隈だけではなく「まだ3キャリア使っているの?」となりつつあります。
どの格安SIMにしようか迷う方は、単純に今回の利用シェアランキングから選んでも失敗はありません。
おすすめの格安SIMと比較、今の状況や利用シーンを考慮した格安SIMの選び方を解説しました。