「違約金がかかるから・・・」
この呪いの言葉で格安SIMへの乗り換えを躊躇している方は多くいます。
実際、多くの場合では契約更新月まで待たずとも、さっさと乗り換えた方がコストメリットが高くなります。
- 違約金を考慮した格安SIM乗り換えの適正タイミング
- 日割り料金を考慮した格安SIM乗り換えの適正タイミング
乗り換えは月初が良いのか?月末が良いのか?
この疑問にも答えていきます。
格安SIMへの乗り換えを検討している方の参考になれば幸いです。
本記事の内容
格安SIMへの乗り換えタイミングの最適解
結論から書きます。
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えタイミングは、次の2点を守るのが最適解です。
- 大手キャリアの解約違約金を考慮した「乗り換えNG月」は避ける
- 料金の日割り計算を考慮してなるべく月末直前に乗り換える
(ソフトバンクは締め日直前)
大手キャリアの解約違約金を考慮した乗り換えタイミング
下記は大手キャリアの解約違約金(9,500円)を考慮した乗り換えタイミングです。
差額(乗り換え前後の月額料金)ごとのNG月を避けるのが吉。
NG月を除けば、早ければ早いほどトータルコストが安くなります。
NG月の場合、契約更新月まで待った方が安く収まります。
■格安SIMへの乗り換えNGなタイミング
(契約更新月まで待った方が得なタイミング)
乗り換え前の月額料金(大手キャリア)と乗り換え後の月額料金(格安SIM)の差額を計算。
- 差額が4,500円~:契約更新月の前月NG
- 差額が3,000~4,500円:契約更新月の前月、前々月NG
- 差額が2,250~3,000円:契約更新月の前月~3か月前NG
- 差額が1,800~2,250円:契約更新月の前月~4か月前NG
日割り料金を考慮した乗り換えタイミング
月内の契約・解約タイミングも考慮すると、よりお得に乗り換えられます。
下記は現キャリアごとのベストタイミングです。
ドコモ、au:月末直前
ソフトバンク:締め日直前(ユーザによって異なる)
それぞれ解説していきます。
解約違約金を考慮した格安SIM乗り換えタイミングの考察
「契約更新月以外に解約すると違約金9,500円が発生する」という、謎のルールが大手キャリアには設定されています。
この意味不明な呪縛により乗り換え機会を逃し、縛られ続ける人が多くいます。
格安SIMへの乗り換えにおいても「契約更新月まで待ってから乗り換えよう」という意見は少なくありません。
さっさと乗り換えましょう!
契約更新月の直前の場合のみ、更新月まで待った方が安く収まります。
「直前」の定義は「乗り換え前後の月額料金差額」により変わります。
大手キャリアから格安SIMへ乗り換える場合、よっぽどのケースを除いて月額料金が大きく安くなります。2,000~4,000円ほど安くなるケースが多いです。
まずは「差額がいくらになるのか」を計算しましょう。
差額により乗り換えNGタイミングが変わりますので、下記図を参考にしてください。
■試算について
乗り換え時、日割り料金の適用ルールにより、新旧SIMの二重支払い期間が発生します(後述)
今回は二重支払い額を500円に設定して試算しました。
日割り料金を考慮した格安SIM乗り換えタイミングの考察
格安SIMへ乗り換える際は
- 新SIMの契約
- 旧SIMの解約
の処理が発生します。
そして、それぞれ月途中処理の日割り料金の適用には違いがあります。
- 契約時:日割り料金が適用される
- 解約時:日割り料金が適用されない(1か月分満額支払い)
その違いを考慮すると、旧SIMの締め日直前に乗り換えることで二重料金の期間を短くできます。
大手3キャリアの締め日は、それぞれ以下のようになっています。
- ドコモ、au:月末
- ソフトバンク:10日 or 20日 or 月末(My SoftBankから確認可能)
ソフトバンクのみ月末締めでない可能性があるので、注意が必要。
ここまでをまとめます。
■日割り料金を考慮した乗り換えタイミング
- ドコモ、au:月末直前に乗り換え
- ソフトバンク:締め日直前に乗り換え
※乗り換えには数日かかりますので、1週間前くらいに新SIMの契約手続きを行いましょう。
まとめ
- 大手キャリアから格安SIMへの乗り換えは「原則、契約更新月タイミングまで待たずに乗り換えた方が安くなる」
- ただし、契約更新月直前は待った方が良い(乗り換えNGタイミング)
- 乗り換え前後の月額料金差額によっては、乗り換えNGタイミングが異なる
- 日割り料金の適用有無により、ドコモとauは月末に乗り換えた方が良い
- ソフトバンクは締め日直前に乗り換えた方が良い
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