毎月支払っている固定費を安くすることが生活費節約には効果的。
- 今契約しているインターネット料金が高い人:月額料金が安い回線へ乗り換える
- これからインターネット回線を契約する方は、月額料金が安い回線と契約する
上記実践で生活費を抑える事ができます。
とはいえ、インターネット回線選びは複雑な説明や専門用語も多く、下記のような悩みに陥りがち。
- インターネット回線の種類がたくさんあって、よくわからない
- 戸建てかマンションか、また地域によっても利用可否があり選び方がわからない
- いくら安くても回線速度が遅くては困る
この記事では「月額料金が安い」+「品質にも定評のある」インターネット回線を紹介。自宅タイプなどケース別でおすすめを解説します。
- 月額料金の安いインターネット回線
- インターネット回線の選び方
インターネット回線選びに困ってる方の参考になれば幸いです。
本記事の内容
月々の料金が安いインターネットのおすすめ【選び方フローチャート】
下記の図は月額料金の安いおすすめのインターネット回線を、ケース別フローチャート形式でまとめたものです。
分岐条件は下記の3要素。
- 利用しているスマホ会社
- 住んでいるエリア
- 戸建て or マンション
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のスマホを利用している方は、スマホのセット割が適用されるインターネット回線がおすすめ。
その中でも回線対応エリア、住宅タイプによっておすすめが変わります。
また、インターネット回線・プロバイダというと通信の速さも気になるところ。
通信速度を考える場合に重要なのは「品質の低い回線」「品質の低いプロバイダ」と契約しない事です。
「速い回線」より「遅くない回線」の観点が必要です。
この記事で挙げるインターネット回線(+プロバイダ)は、品質の点でも定評のあるサービスを選択しました。
■auひかりとNURO光の対応エリア
上図に「対応/未対応エリア」の一覧を掲載しましたが、対応状況は変更される事もあります。
契約前に公式サイトで対応可否を確認しましょう。
インターネット回線の料金体系は非常に複雑です。
- インターネット回線の料金/キャンペーン
- プロバイダごとの料金/キャンペーン
- 申込窓口(販売業者)ごとのキャンペーン
上記要素を加味しなければなりません。
最近はプロバイダ一体型の回線も増えたので、以前に比べるとわかりやすくなりました。
このあと諸々と解説しますが「難しい事はどうでも良い」という方は公式ページを確認してください。
下記はキャンペーンも加味した各回線のおすすめプロバイダ、申込窓口のリンクです。※括弧内はプロバイダ
大手キャリアスマホを利用している方は、「セット割があってお得!」と感じるかもしれません。
しかし、格安SIMへ乗り換えてNURO光またはビッグローブ光を契約する方がコストメリットが高いです。
違約金を支払ってでも格安SIMへの乗り換える事をおすすめしています。
インターネット回線を選ぶ際の注意点
インターネット回線を選ぶ際は下記の点に注意が必要です。
- キャンペーン
- 不要なオプション
- 乗り換える際は違約金
- 格安SIMへの乗り換え予定
- 引越し予定
キャンペーン
インターネット回線周りは多くのキャンペーンがあります。
- インターネット回線会社
- プロバイダー会社
- 申込窓口(販売業者)
それぞれでキャッシュバックやポイントバックのキャンペーンが謳われています。
しかし、「もらえそうでもらえないキャンペーン」も数多くあります。
すべて鵜呑みにしないよう、キャンペーンの適用条件をしっかり確認しましょう。
嫌らしいことに、こういった条件は欄外などに小さい文字で記載されています。
有料オプション加入は契約後数か月は無料→その後有料というパターンが一般的(中にはオプション解約に縛りがあるものも)
「お得」と思いきや、一定月経過後は月額料金が上がり「結果損」になるものが多くあります。
キャッシュバックがもらえるまで時間がかかるものも要注意
「○万円キャッシュバック」という類の中には「○か月後にプロバイダメールアドレスに送られるメールから申し込みを行う」のが条件のものがあります。
迷惑メールに埋もれている中で、何か月も未使用メールを注視し続ける必要があるので、大半の方は見つける事ができません。
不要なオプション
インターネット回線に限らず、こういった契約時に「あれやこれや」とオプションを付ける方がいます。
「いるかも」と考えて契約したは良いが、実際使用していないオプションがあるという状態。
「オプションなしで契約、本当に必要だったら後でオプションをつける」
上記スタンスで契約しましょう。
■ビッグローブ光(au)とNURO光(ソフトバンク)の光電話
ビッグローブ光とNURO光は、それぞれauとソフトバンクのスマホを使用している場合「光電話」のセット加入で月額料金に割引が適用されます。
この2つについては「オプション料金<割引料金」となるので、利用した方が吉。
格安SIMへの乗り換え予定
インターネット回線と大手キャリアのスマホセット割はお得なサービスです。
利用できる方は利用すべきです。
しかし、生活費の節約という観点で見ると格安SIMへ乗り換える方が恩恵が大きいです。
格安SIMへの乗り換えを検討している方は、インターネット回線の契約前に済ませておきましょう。
引越し予定
インターネット回線の中には5年契約のものもあります。「今の家にどれぐらい住むつもりか」というものを加味して契約先を検討しましょう。
もしも1~2年後に引っ越す可能性がある方は、無理に固定回線の契約を行わずに
据え置き型Wi-Fi
モバイルWi-Fi
で代用する方が無難です。
各おすすめインターネット回線の料金
前述の選び方チャートでおすすめしたインターネット回線の料金一覧です。
月額料金 | 初期費用 | 工事料(月賦可) | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
戸建て | マンション | 事務手数料 | 戸建て | マンション | ||
ドコモ光 | ¥5,200 | ¥4,000 | ¥3,000 | ¥18,000 | ¥15,000 | ドコモスマホを利用している場合 スマホ料金が最大3,500円/月割引 |
※新規は無料 | ||||||
ビッグローブ光 | ¥4,980 | ¥3,980 | ¥3,000 | ¥30,000 | ¥27,000 | auスマホを利用している場合 BIGLOBE光電話と合わせる事でネットのみより最大1,500円/月安くなる |
※実質無料 | ||||||
auひかり | 1年目:\5,100 2年目:\5,000 3年目以降:\4,900 | ¥3,800 | ¥3,000 | ¥30,000 | ¥37,500 | auスマホを利用している場合 スマホ料金が2年間最大2,000円/月割引 |
※実質無料 | ||||||
NURO光 | ¥4,743 | ¥4,743 | ¥3,000 | ¥40,000 | ¥40,000 | ソフトバンクスマホを利用している場合 NURO光電話と合わせる事でネットのみより500円/月安くなる |
※実質無料 | ||||||
SoftBank光 | ¥5,200 | ¥3,800 | ¥3,000 | ¥24,000 | ¥24,000 | ソフトバンクスマホを利用している場合 スマホ料金が2年間最大2,000円/月割引 |
※実質無料 |
上記回線であれば
- 戸建てタイプ:月額5,000円前後(-スマホセット割500円~)
- マンションタイプ:月額3,900円前後(-スマホセット割500円~)
となります。
工事料はほとんどの場合、キャンペーンで実質無料
(適用ハードルの低いキャッシュバック)
キャンペーンは数多くあるので、上記表には記載していません。
あくまでも「月額料金の安い回線」をポイントとしました。
複数のキャッシュバックを加味すると、回線選びの作業が急に複雑化してしまいます。
キャンペーンが気になる方は販売ページから確認してみてください。
まとめ:スマホと対応エリアで選ぶ「安いインターネット回線」
月額料金の安い(+品質も良い)インターネット回線を5つ紹介しました。
インターネット回線は一度契約すると、乗り換え・解約は簡単ではありません。
とはいえ、今の回線に料金・速度の面で不満がある場合、乗り換えで固定費削減につながる事も多々あります。
解約時のコストを加味した上で、数か月で元を取れるようであれば検討してみましょう。